Kubota People

クボタピープル

※掲載内容は取材当時のものです。

徹底的に“現場”
から学ぶ

GLOBAL INDEX March 2015
小谷 亜衣
Ai Kotani
作業機海外営業部
2010年入社

厳しい環境が自分を育てる

現在、作業機海外営業部に所属しています。国別に担当が割り振られており、私の担当は韓国です。主にコンバインと田植え機の輸出やマーケティング業務を担っています。月に一度韓国に出張し、販売会社の韓国クボタと連携し、市場調査、新機種導入、販売計画の策定などを担当しています。現地スタッフは日本語ができる方が多いのですが、配属当初は日本との文化の違いに戸惑いました。韓国では何事に対しても、はっきりものを言います。あいまいさを嫌う韓国文化に、日本とのビジネスの進め方の違いを痛感しました。
私は、入社後の販売会社への教育出向を経て、現在の部署に配属になり、2012 年8月から韓国を担当しています。韓国は、“呑のミュニケーション”を大切にする文化と聞いていたので、担当を告げられたときには、思わず「私、お酒を呑めません」と口に出してしまいました。しかし、現地に行くと、“呑のミュニケ―ション”の必要性が理解できるようになりました。仕事では販売会社や代理店の方たちから、厳しいお言葉をいただくこともしばしば。しかし、お酒の席では厳しいお言葉の真意を話してくださります。「さっき厳しいことを言ったのは、求められる農機をつくって欲しいから」「クボタブランドが一番だと思っている」など、叱咤激励のお言葉をいただいたと分かり、感極まったこともありました。海外での販売最前線で苦労されている方たちの生の声を直接聞けるのが、今の仕事の醍醐味です。

右から、韓国の霊光代理店社長、小谷、収穫機技術部 第二設計室S3チーム長:征矢 保

クボタには“ 現場主義”の文化がある

お客さまと接する現場では、クボタという農機に対する期待が非常に大きいからこそ、いろいろな要望が出てきます。以前も、お客さまの声から改良に至ったことがありました。韓国では刈り取った籾もみの排出を補助者が袋で受けますが、当初は運転者がコンバインの中から操作ボタンを使って排出する仕組みでした。これを補助者が外から操作できるようにリモコンが欲しいという要望があることを知りました。調べてみると同様のニーズが多数あり、早速技術の方と相談し機能の追加を検討、実装しました。改めて、現場に足を運ぶことの重要性を思い知った体験でした。
クボタには“現場主義”という文化があります。私の営業部でも「デスクに居ても何もできない。現場へ行け、お客さまのところに足を運べ」と。この風土はありがたいと思っています。今後、他の国を担当することになっても、現場に行くことは徹底していきます。そして、いつかもっと力がついたときに、大好きなタイに恩返しがしたいと考えています。私は大学でタイ語を学び、タイに魅了され留学も経験しました。タイに貢献する仕事がしたいと思い、クボタへの入社を決めたほどです。いつかはタイの東北地方の無灌かんがい漑 地区に、クボタの技術で灌漑を整備し、田植えから稲刈りまでトータルに農業を支援するのが私の夢です。その力を身に付けるために、今日も現場に向かいます。