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Fede社と共同開発した自走式自律スプレイヤーのコンセプトモデルが「FIMA Technical Novelty Award 2024」を受賞

2024年2月21日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)のグループ会社であるFede社が、スペインで開催された国際農業機械見本市「FIMA」において、「Technical Novelty Award 2024」を受賞しました。当社と共同開発を進める自走式自律スプレイヤーのコンセプトモデル「KFAST」が、農園での作業生産性を大幅に向上させるとともに、環境負荷の低減と持続的な成長をめざす欧州での取り組みに合致した点などが高く評価されたものです。

  • コンセプトモデル「KFAST」 

  • 授賞式に参加したFede社のメンバー

1. 受賞内容

  • Fede社は、当社と共同開発を進める自走式自律スプレイヤーのコンセプトモデル「KFAST」をスペインの国際農業機械見本市「FIMA」に出展し、技術的貢献度、革新性、市場ニーズの観点から優れた製品に与えられる「Technical Novelty Award」を受賞しました。
  • KFASTは、果樹園において自走しながら高精度に農薬散布を行うことができることから、生産性の大幅な向上と、作業者の農薬暴露を大幅に削減することで作業環境の改善も期待できる点が評価されました。
  • KFASTには、センシングカメラとAIで構成されるAIs(アイス)というシステムが搭載されています。AIsが樹木の位置と形を検知し、収集したデータをもとにスプレイヤーからの農薬散布量をリアルタイムで最適化することで農薬使用量を削減し、環境負荷を低減することができます。
  • また、KFASTはカメラやセンサを用いて自律走行するため、農薬散布作業に必要な人員を削減することができます。熟練した作業者の確保が不要になり、かつ正確な散布を行うことができるので、生産コストの低減にも寄与します。
  • この受賞を励みに製品化に向けて開発を加速させていくとともに、果樹分野において今後も先進的な技術の導入を推進し、生産性の向上や環境負荷低減に貢献していきます。

ご参考

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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