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KSAS対応食味・収量センサ付きコンバインとKSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機が「みどり投資促進税制」の対象機械に認定

2023年1月19日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)の製品「KSAS*1対応食味・収量センサ付きコンバイン」と「KSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機」が、水田において適切な施肥*2を行うことによって環境負荷低減に貢献すると認められ、農林水産省の「みどり投資促進税制」の対象機械となりました。対象機械を導入する農業生産者様は、取得価額の32%について特別償却の適用が可能となる税制優遇を受けられます。
当社は、環境負荷の低減に資する製品や技術の開発に取り組むことで、環境と調和の取れた食料供給システムの構築に貢献してまいります。

  • *1.KSAS(クボタスマートアグリシステム):ほ場情報や作業履歴、収穫実績、農機の稼働情報等をパソコンやスマートフォン等を使って管理・閲覧できるシステム
  • *2.施肥:肥料をまくこと

1.対象機械について

KSAS対応食味・収量センサ付きコンバインはディオニスなど全186型式(含キット後付型式)、KSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機はナビウェルなど全28型式が対象となります。詳細は以下ホームページをご参照ください。

2.対象機械の概要

  • KSAS対応食味・収量センサ付きコンバインは、収穫作業(稲の刈り取りと脱穀)をしながらコメの食味に関わるたんぱく含有率・水分率、および収量(収穫量)を計測することができるコンバインです。また、KSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機は、田植えと同時作業で行う施肥の量を予め設定した通りに自動で制御することができる田植機です。
  • 両製品は当社の営農支援システム「KSAS」上でデータの連携が可能なため、KSAS対応食味・収量センサ付きコンバインで収集した収穫時のデータを用いて、農業生産者様がめざす最適な食味・収量になるように翌年の施肥計画*3をほ場ごとに検討することができます。その施肥計画に基づいてKSAS対応施肥量電動調量ユニット付き田植機で施肥設定することで、ムダを抑えた効果的な施肥が可能となり、その結果、肥料による環境負荷の低減が期待できます。
  • *3.施肥計画:どこにどれだけの肥料を散布するかの計画

3.(ご参考)制度の概要

「みどりの食料システム法」は、環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進を目的に、事業者による環境負荷低減に関する計画を認定し、税制・融資等の支援措置を講じるというものです。農業生産者様が同法の認定を受けた計画に従って一定の設備等を導入した場合の費用は「みどり投資促進税制」の対象となり、機械等は取得価額の32%、建物等は取得価額の16%の特別償却適用の税制優遇を受けることができます。

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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