中国にトラクタ・コンバインの新工場を設立 畑作農機事業の拡大に向けて生産能力を増強
2016年5月9日
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊 以下「当社」)は、中国の製造会社「久保田農業機械(蘇州)有限公司」(以下、KAMS)にトラクタ、ホイールコンバインの生産工場を新たに設立し、生産能力の増強により畑作事業の拡大を目指します。
記
1.背景
- 当社は、1998年にKAMSを設立し、コンバイン、田植機等の農業機械の生産販売を行ってまいりました。
- トラクタについては2009年、ホイールコンバインについては2013年よりレンタル工場内に生産ラインを設置し、製品供給を行いながら事業を拡大してまいりました。
- 今後の畑作事業の伸長を生産面から支えるため、KAMS本社工場敷地内に、新工場(第二工場)を建設する事を決定しました。中国行政に環境関連の申請と審査を受け、工場建設の手続きを開始します。
- 今回の投資による生産能力増強と合わせて原価低減や生産性向上を進め、より競争力の高いモノづくりを目指し、中国農業の機械化の更なる発展に貢献してまいります。
2.新工場概要
所在地 | 中華人民共和国 江蘇省 蘇州市 |
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規模 | 建屋面積2.9万m2 |
投資金額 | 総額2.97億人民元(約56.4億円、為替レート19.01円/元) |
生産品目 | トラクタ、ホイールコンバイン |
生産能力 | トラクタ1万台/年、ホイールコンバイン1万台/年 |
稼動時期 | 2017年11月 |
<ご参考>
会社名 | 久保田農業機械(蘇州)有限公司 |
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設立 | 1998年4月 |
所在地 | 中華人民共和国 江蘇省 蘇州市 |
社長名 | 南 龍一 |
規模 | 敷地面積12.7万m2、建屋面積2.9万m2 |
資本金 | 2100万USドル |
出資比率 | クボタ100%出資 |
生産品目 | コンバイン、田植機、小型トラクタの製造・販売 |
生産能力 | コンバイン 36,500台/年、田植機 40,000台/年、トラクタ 5,000台/年 |
従業員数 | 約1,900人(2016年4月現在) |
以上
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