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下水道分野におけるIoTサービス「KSIS」の実証実験を開始!~NTTグループと連携し、技術の実用化を目指します~

2017年7月31日

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊、以下 当社)は、下水道分野におけるIoTを活用した新サービス「クボタスマートインフラストラクチャシステム:Kubota Smart Infrastructure System(略称:KSIS)」の実証実験を、NTTグループと連携し実施します。
下水道分野における遠隔監視や現場作業の効率化につながる技術を実用化し、お客様の課題解決に貢献していきます。

1.これまでの経緯

  • 当社は、昨年6月にNTTグループと「農業・水・環境インフラ分野におけるICTイノベーション創出に向けた連携協定」を締結しました。
  • これまで農業、水環境インフラそれぞれの分野でプロジェクトを立ち上げ、協議を重ねて参りました結果、下水道分野における遠隔監視や現場作業の効率化につながる技術の実用化に向けて、実証実験を開始することになりました。

2.実証実験の概要

(1)下水処理場におけるLPWA無線通信実証実験

実施期間 2017年7月~
実験場所 千葉県内 下水処理場
活用技術 株式会社NTTドコモの『LoRa®』を用いた無線通信技術(省電力広域無線通信技術“LPWA(Low Power Wide Area)”の規格の1つ)
期待できる効果 ① 低消費電力(従来にはなかった電池駆動を使用し低消費電力を実現)
② 長距離通信(通信距離が従来の数100mから見通し環境であれば最大約10km程度まで拡大)
③ 大量機器接続(従来の無線の「1(機器):1(通信)」から、「1(機器)対 約100程度(通信)」に拡大)
現状の課題 都市部に多い大規模な下水処理場では敷地が広く、また、地下にある監視室と下水処理設備間で電波が届かないことから通信技術の活用が困難な状況です。
課題解決 『LoRa®』を活用することで、地下内でセンサ情報の収集が可能になり、遠隔監視や現場作業の効率化を実現します。
今後の展開 2018年4月以降の実用化を目指します。

(2)下水処理場における音声認識技術実証実験

実施期間 2017年7月~
実験場所 奈良県内 下水処理場
活用技術 NTTテクノクロス株式会社のインテリジェントマイクと高精度音声認識技術
期待できる効果 ① 騒音環境下(80dB※まで)でも通話が可能[インテリジェントマイク] ※航空機の機内レベル(データ:環境省)
② 点検作業時の記録や指示事項の音声入力が可能[高精度音声認識技術]
現状の課題 点検時の記録や指示事項は手書きによるメモを作成し、その後、PCへの移行入力作業をしており、作業の効率化が求められている状況です。
課題解決 上記技術を活用することで、騒音環境下での通話が可能となり情報伝達がスムーズになります。また、点検作業の記録や指示事項の音声入力が可能となることから、作業の効率化を実現します。
今後の展開 2018年4月以降の実用化を目指します。

(3)気象情報を活用した水位管理実証実験

実施期間 2017年7月~
実験場所 熊本市
活用技術 株式会社ハレックス(NTTグループ)の気象情報(降水量、流域雨量指数)
期待できる効果 当社が熊本市に提供する「河川・排水機場遠隔監視システム」に、ハレックスの降水量、流域雨量指数を追加し、河川の水位管理が可能です。
現状の課題 昨今、ゲリラ豪雨による河川決壊で水害が発生し甚大な被害が発生しています。被害を未然に防止するため、気象情報を反映した水位管理が必要とされています。
課題解決 ゲリラ豪雨の際、降水量や流域雨量指数を常時確認できるため、河川決壊を防ぐための内水排除作業実施の判断基準に活用できます。
今後の展開 2018年1月からの実用化を目指します。

3.今後の展開

  • これらの実証実験により、通信品質の安定性や機能の精度向上を図り、全国の自治体およびプラント維持管理会社への導入を推進します。
  • さらにはNTTが研究開発を進めるAI※による故障検知・IoT技術などを組み合わせ、当社の水環境インフラの遠隔監視や現場作業の効率化につながる研究開発やサービス開発に取り組みます。

※ NTTグループは、R&Dで培ったAI(人工知能)関連技術群を「corevo™(コレボ)」というブランドネームで展開を推進しています。

<ご参考>

本実証実験の内容(一部)は、8月1日(火)~4日(金)に東京ビッグサイトで開催される「下水道展‘17」の当社ブース内にてパネル展示いたします。

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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KUBOTA REPORT 2017

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