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環境保全中長期目標

 異常気象など気候変動に起因する影響は徐々に深刻化しており、世界の温室効果ガス削減の動きは活発化しています。地球規模の環境問題は「食料確保」や「安心安全な水の確保」にも大きな脅威を与えます。
 クボタグループは、環境経営を推進しサステナブル企業としてSDGsなどのさまざまな課題解決に貢献するため、環境保全に関する中長期目標を策定して活動を推進しています。「環境保全長期目標2030」および「環境保全中期目標2020」を策定し、これらの目標に向けて生産および製品開発段階において計画的に取り組みを進めています。

環境保全長期目標2030

1. 地球温暖化の防止に向けた取り組み

目標 2030年に、国内クボタグループのCO2排出量※1を2014年度比で30%削減します
実績 2017年度は、国内クボタグループのCO2排出量※1を2014年度比で16.3%削減しました
国内クボタグループCO2排出量の推移※2
  • ※1CO2排出量には非エネルギー起源の温室効果ガスを含みます。
  • ※2精度向上のため、2016年度の数値を修正しています。


2. 環境配慮性の高い製品の開発

目標 エコプロダクツ認定製品売上高比率を2030年に80%以上にします
2030年以降に上市する新製品はすべてエコプロダクツ認定製品をめざします
実績 2017年度のエコプロダクツ認定製品売上高比率は、55.6%でした
エコプロダクツ認定製品売上高比率の推移
  • エコプロダクツ社内認定制度で基準をクリアした製品の売上高比率
    エコプロダクツ認定製品売上高比率(%)=エコプロダクツの売上高÷製品の売上高(工事、サービス、ソフト、部品・付属品を除く)×100
  

環境保全中期目標2020

 2016年度より「環境保全中期目標2020」に向けて取り組みを進めています。拠点および事業部ごとに対策を立案し、事業量や事業内容の変化による影響を考慮したうえで、実施計画を策定し、実行しています。2017年度の実績は下表のとおりです。グローバル生産拠点については、全項目において2020年度目標を前倒しで達成しました。製品分野では新たに34製品をエコプロダクツとして認定し、売上高比率は前年比11.4ポイント増の55.6%となりました。

対象 課題 取り組み
項目
管理指標※3 基準
年度
2020
年度
目標
2017
年度
実績
進捗状況
グローバル
生産拠点
気候変動へ
の対応
CO2削減※1 CO2排出
原単位
2014 -14% -15.2% 生産設備や照明などの省エネ活動や燃料転換、建築物の断熱対策を推進しています。
省エネルギー エネルギー使用
原単位
2014 -10% -13.0%
循環型社会
の形成
廃棄物削減 廃棄物排出
原単位
2014 -10% -13.6% 分別管理の徹底や有価物化を推進しています。
再資源化率
(国内)※4
- 99.5%
以上を
維持
99.8% 継続的な活動により従来のレベルを維持しています。
再資源化率
(海外)※4
- 90.0%
以上を
維持
91.4% 委託先の変更により、埋立処分量の削減を推進しています。
水資源の
保全
水資源節約 水使用
原単位
2014 -10% -16.9% 排水の再生利用、節水活動を推進しています。
化学物質
の管理
VOC削減※2 VOC排出
原単位※6
2014 -10% -25.1% VOCを含む塗料・シンナー類の廃止や削減を推進しています。
製品   製品の
環境性能
向上  
エコプロ
ダクツ
の拡充
エコプロダクツ
認定製品
売上高比率※5
- 60%
以上
 55.6% 2017年度は、新たに34製品を「エコプロダクツ」に認定しました。
リサイクル
の推進
リサイクル
素材使用率※6
-  70%
以上を
継続
 70%
以上
目標を超えるリサイクル素材使用率を維持しています。
排出ガス
規制対応
日米欧の最新の排出ガス規制に対応した産業用ディーゼルエンジンの開発と搭載製品※7の市場投入 排出ガス規制に対応したエンジンを搭載した以下の製品※8 を市場投入しました。
・トラクタ(GENESTシリーズ):
 国内特自規制(75kW以上
 130kW未満 平成26年規制)
 適合
・コンバイン(Korea Special ER595K):
 韓国農機4次規制(56kW 以上
 130kW未満)適合
  • ※1CO2排出量には非エネルギー起源の温室効果ガスを含みます。エネルギー起源CO2の算定において、電力の排出係数は基準年度の値を使用します。
  • ※2VOC(揮発性有機化合物)は、クボタグループでの排出量に占める割合が大きい、キシレン、トルエン、エチルベンゼン、スチレン、1,2,4-トリメチルベンゼン、1,3,5-トリメチルベンゼンの6物質を対象としています。
  • ※3原単位は生産高当たりの環境負荷量です。海外拠点の生産高を円換算する際の為替レートは、基準年度の値を使用します。精度向上のため2017年度に基準年度の原単位を修正しました。
  • ※4再資源化率(%)=(有価物売却量+社外再資源化量)÷(有価物売却量+社外再資源化量+埋立量)×100 社外再資源化量には熱回収量を含みます。
  • ※5エコプロダクツ社内認定制度で基準をクリアした製品の売上高比率
    エコプロダクツ認定製品売上高比率(%)=エコプロダクツの売上高÷製品の売上高(工事、サービス、ソフト、部品・付属品を除く)×100
  • ※6クボタグループで製造する鋳物製品・部品(ダクタイル鉄管、異形管、機械鋳物(エンジンのクランクケース等))でのリサイクル素材使用率(%)です。
  • ※7欧州排ガス規制(欧州 StageⅣ)相当に対応したエンジンを搭載した欧州・北米・日本・韓国向けトラクタ、コンバイン(出力帯:56kW≦P<560kW)を対象とします。
  • ※82017年度に市場投入した製品のうち、主な製品を記載しています。

環境保全中期目標2020に対する実績の推移

 CO2排出原単位削減率の推移  エネルギー使用原単位削減率の推移
 廃棄物排出原単位削減率の推移  廃棄物再資源化率の推移
 水使用原単位削減率の推移  VOC排出原単位削減率の推移
  • 精度向上のため、基準年度(2014年度)と2016年度の数値を修正しました。このため、2016年度の原単位削減率を遡及して修正しています。

最新の排出ガス規制対応エンジン搭載製品(2017年度に市場投入した主な製品)

   
 トラクタ GENESTシリーズ  コンバイン Korea Special ER595K

関連情報

クボタグループの製品・サービス、そして社会に対する使命・役割を様々なメディアでご紹介いたします。

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KUBOTA REPORT 2017

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