

クボタPresents
「未来の種は、いまにある。」
スペシャルトークセッション

2025年大阪・関西万博にて、未来の食と農業を一緒に考えるスペシャルトークセッションを開催し、クボタブランドパートナー長澤まさみさん、テーマ事業プロデューサー小山薫堂さんに出演いただきました。
小山さんが手がけるEARTH
MARTと、フューチャーライフ万博・未来の都市内のKubota
Germination
Labの両展示のテーマに共通するのは「食といのちの大切さ」。
地球と人にやさしい持続可能な食と農業の未来の実現に向けて、私たち一人ひとりにできることは一体何なのか、お2人の想いをお話しいただきました。
長澤まさみさんと小山薫堂さんが考える未来の食
未来の食について問われた長澤さんは、近年の異常気象と地球温暖化に触れ、「当たり前のように食べてきたお米や野菜が、これからも安定的に食べられるのか少し不安に思う」と、食の未来に対する懸念を挙げられました。
一方、小山さんは、世界に目を向けると、飢餓で苦しむ人々がいる一方で、日本では
フードロスが問題になっているという食の不均衡についてお話しされ、「この極端な状況をいかにバランスのとれた形へと導くのか、それをテクノロジーで支援できないのか、考える必要がある。」と、世界規模で食料問題について考えていく重要性を訴えました。

左から、クボタ廣瀬、⻑澤さん、⼩⼭さん

たくさんの⽅々に参加いただきました。
食文化から繋がる課題解決の可能性
クボタのCM撮影で世界各国を訪れている長澤さんは、土地ごとの食文化や農業スタイルに触れた経験について語り、「それぞれの土地に合った食べ方や農業スタイルがあることを実際に見て知ることができた。また、これからはその時その場所で得られたものを食べていくことが必要になってくるのではないか、そのためにも様々な食文化を知ることは重要である」と、異文化理解の重要性を強調しました。
小山さんは、「日本では当たり前でも、海外から見ると価値のある食文化がたくさんある。その一つがフグ。フグを食べる国は限られているが、世界中の人がフグの美味しさに気づき、安全に調理する方法を知れば、新たなタンパク源となる。新たな技術が生まれなくても、食料問題の解決に貢献できるかもしれない」と、食文化の交流が未来の食を豊かにする可能性を示唆しました。
未来の食と農業を担う
クボタへの期待
トークセッションでは、未来の農業を担うクボタへの期待についても語られました。長澤さんは「農業の人手不足は深刻な問題。クボタの無人ロボットやテクノロジーで、人手不足を補いながら、持続可能な農業を実現してほしい」と、クボタの技術革新への期待を寄せました。
小山さんは、「農業のイメージを変えるような、かっこいいスター生産者を育ててほしい」と提案。「最新技術を駆使して、魅力的な農業を発信することで、若い世代が農業に興味を持ち、日本の食を豊かにすることに繋がる」と、農業のイメージアップに向けたクボタへの期待を語りました。
未来のために、私たちができること
最後に、未来の食のために、私たち一人ひとりができることについて話題が移ると、長澤さんは「今ある当たり前は、当たり前ではないと知ること。感謝の気持ちを忘れず、今ある食材をどう工夫して食べるか、楽しみながら考えていくことが大切」と、日々の食生活における意識の重要性を語りました。
小山さんは「『いただきます』の心を大切にすること。食事のたびに、食材や作り手への感謝の気持ちを持つことで、食への意識が変わり、豊かな食生活に繋がる」と、日本の食文化に根付く感謝の心を改めて見直すことを提案しました。




「農業ロボットによって、農業の⼈⼿不⾜の解消につながることを期待しています」
と語る⻑澤さん

「⾷に関しての感謝、⾷べることが当たりまえでなく、感謝を持って⾷に向き合ってほしい」
と語る⼩⼭さん

未来の食と農業について、
さまざまな視点から熱い議論が
交わされたトークセッション。
多くの方にお集まりいただき、
盛況のうちに終了しました。
クボタの展示ブースでは、日本での食文化の歴史をお弁当に詰め込んだ展示、
未来の農業を体験できるシミュレーションゲームなどをご用意しています。
ぜひ足をお運びいただき、
皆さんも一緒に未来の食と農業について考えてみませんか。
クボタの展示ブースでは、日本での食文化の歴史をお弁当に詰め込んだ展示、
未来の農業を体験できる
シミュレーションゲームなどを
ご用意しています。
ぜひ足をお運びいただき、
皆さんも一緒に未来の食と農業に
ついて考えてみませんか。