<講評> 無機質で幾何学的な中に生命のある作品。水田の水鏡をうまく利用して、ビニールハウスの骨組みと佇む鷺をシンメトリーに撮影した一枚。役目を終えたハウスの骨組みが、反射によって不思議な美しさを形作っています。風のない状態と鷺がそこにいる絶妙なタイミングを逃さず捉えられた作者の感性の勝利と言えるでしょう。