<講評> 山形県の水田地帯で撮影されたとても優しい雰囲気の漂う写真で、まわりよりも一段高く成長した稲の葉にとまっているトンボの羽が、朝露の光と相まって作品の良さを引き立てています。また、ボケあしの柔らかさに銀塩写真の良いところが出ていて、こだわりを感じさせてくれる作品となっています。