<講評> 日本の農村の原風景ともいえる棚田の景色を、繊細な光とともに切り取った秀逸な作品です。日の出と思われる柔らかな斜光が、稲穂の一本一本を優しく照らし、画面全体に温もりと郷愁をもたらしています。