<講評> 元日の朝、突風で舞い上がった雪が朝日に照らされ虹色に輝く一瞬を見事に捉えた作品です。稲架小屋の素朴な佇まいと、光に包まれる山あいの情景が調和し、幻想的で清らかな空気感を伝えています。新年の始まりにふさわしい、静謐さと希望を感じさせる印象深い一枚です。