<講評> 優しい光に照らされた菜の花の咲く棚田が、海に向かって広がる様子をバランスのいい構図で撮影しています。背後の木々がシルエットとなって奥行きを与え、海と空のグラデーションが撮影地の静けさを表現し、春の訪れを告げる黄色と冬枯れの木々との対比が印象的な作品です。