<講評> 雪に覆われた北横岳の木々が夕日に照らされ、ほんのりと紅に染まった瞬間を美しく捉えた作品です。澄んだ空気感と静寂が画面から感じられ、自然の厳しさと優しさが共存する冬山の魅力が存分に伝わってきます。遠景の山とのバランスも良く、奥行きと迫力のある構図に仕上がっています。