<講評> 雪に埋もれた森の中に架かる一本の橋、中央に赤い傘を配置することでこの場所の静けさと美しさを効果的に引き立てています。祖谷川との高低差を感じさせない平面的な鳥瞰表現であるにもかかわらず、広い画角を選択したことで作品に奥行きのある空気感を与えることに成功しています。