<講評> 日本三大カルストの一つ平尾台。東西2kmにわたり大小の石灰岩が点在し、カルスト台地特有の凹地が奇観を生み出す素晴らしい自然の美しさを、余すことなく写し撮っています。暖かな太陽の光を受けたススキたちが生き生きとした姿に見えます。岩を大胆に手前に取り入れた構図で、美しい逆光の色を適正に表現できた作品です。