<講評> 雲一つない青空と緑の生い茂った草原に咲く黄色い花と、何気ない平和な景色の中に日の光を浴び穏やかな顔でノンビリと佇む赤牛を写し込むことで、写真の枠外に広がる雄大な阿蘇の景色とゆったりと流れる時間まで感じとれる作品となっていて、見る人を癒してくれます。花の咲いている撮影ポイントに牛が来てくれるのを長時間待っていた作者の粘りに脱帽です。