<講評> 一面に広がるカバーをあたかも幾何学模様のデザインのように見せる発想もさることながら、大胆に切り取った迫力のある構図もとても目を惹く作品となっています。橙黄色の光がエッジの部分を照らすことにより現れる曲線が、美しさのみならず大地の恵みと人間の知恵の相互扶助をも感じさせられます。