<講評> 目の前の暗がりとそこに広がるヒメボタルの光とのコントラストは、幻想的かつ圧倒的な迫力があり、生き物の生命力をひしひしと感じることができる作品です。鬱蒼とした杉林の中にある開けた空間で、ヒメボタルの特性を生かした表現方法とヒメボタルの光の位置が自然の中に奥行きと静けさを作り出しており、神秘的な作品となっています。