<講評> 画面全体に広がる落ち葉の絨毯の上で、秋の実りの恩恵を受けるリスの姿に可愛さを感じると同時に、これから迎える冬の準備といった哀愁をも感じさせる作品となっています。動きの速い小さな生き物をここまで大きく毛の質感までハッキリと撮影する技術力と、可愛い仕草で食事をするリスの姿を逃さず撮りきった作者の判断力が、この作品を特別なものに仕上げています。