<講評> 美しく照らされる瀬戸内海、姿が現れ始めた瀬戸内の島々、暗がりから薄らと浮かび上がる満開の桜。中央に昇る朝日によって、これら全てが一同に映し出されるこの場所とこの瞬間を撮影するための努力と、作品を印象付ける露出調整の判断に深く感銘を受けました。桜を撮影するタイミングとしてこの時間を選んだ作者のセンスは素晴らしいの一言です。