<講評> 枝振りの先に咲く桜の花と少し離れた場所で満開に咲き誇る桜の木々、その遥か先で裾野を広げる雄大な富士山。広角レンズの特徴である遠近感を活かしたダイナミックな構図により表現された桜の額縁が、見る人の心をとても穏やかにさせてくれる作品になっています。有名になった定番アングルがあるスポットで、しっかりとご自身の目線を持って絶妙なアングルを見つけ出す着眼点と機材選択が素晴らしい一枚です。