<講評> 今まさに明けようとする朝の光とバラ園を照らす電気の明かりとがミックスされて、幻想的な横浜港の作品が生まれました。違った性質の「光が」複雑に絡み合う被写体の難しい撮影を、的確な露出でこなした技術の高さを評価します。日中は大勢の人が訪れる観光地もこの時間帯は人の気配が無く、静まり返った波止場がまるで映画のワンシーンのようで素敵です。