<講評> いざ、出番。祭りのパレードの出発を待つ間であろうか、知り合いの誰かが声を掛けたのだろうか、祭り装束の三人の少女が笑顔を見せた瞬間を逃さずに撮った撮影者の反射神経の良さが認められる作品です。強い太陽光の下での撮影ですが、少女の顔の肌色も、衣装の色も抑制を効かせて美しく表現していることに好感を覚えます。