<講評> 知る人ぞ知る富士山の撮影ポイントに三脚を構え、街灯りの影響を受けない程度の適切な秒数をかけて撮影し、この頃の天の川を綺麗に写し出しています。明るめに調整して作られたプリントですが、左端手前の木立や、夜空に散らばる無数の星々など、肉眼では見えないものを描き出していて、まるで日中の光景を見るような不思議な印象を受けます。また画面内の富士山の大きさが適切で、天空の広さを伝えるのに有効でした。