<講評> 小太鼓、三味線、それに笛、賑やかな祭囃子がすぐそばで聞こえてきそうな臨場感を覚える作品で、伝統の行事に参加して懸命に頑張っている少女たちの真剣な表情をしっかり写し撮っています。明るいライトに映し出されたきらびやかに着飾った主役の少女たちと、画面右下の暗闇に見える「縁の下の力持ち」役の男たちの様子が対比的に映し出されていて、予期せぬ面白い写真になりました。