<講評> 多重露光の技術を駆使して琵琶湖上の花火を幻想的に写し出しています。この作品を支配する「赤」の見せ方が上手で、強い色ながら見飽きがしません。画面の3/4が夜空と花火、1/4が湖面とヨットとした比率も適切で、構図に安定感があります。