<講評> 田植えが済んだ田んぼの上空に掛かった大きな虹を、広角レンズを活かして周りの風景と一緒に撮り込んだ、作者の気負いの無い素直な撮影姿勢に好感が持てます。手前の雑草が作品に立体感を与えて奥行きを感じさせたこと、また水が張られた水田に、虹の色が落ちているのを見逃さなかった被写体観察眼が評価に繋がりました。