<講評> 真冬になれば深い雪に隠されてしまう前の、ほんの短い間に見られる木立に貼りついた霧氷と池の表情を抒情的に撮り上げています。計算された露出が適正で色彩に濁りが認められず、静かな水面に捉えた木々の映り込みが印象的な作品です。