<講評> 彼岸の頃、昇る朝日が田んぼの稲を深い眠りから起こそうとしている様子が見て取れます。逆光の撮影条件への対応が上手な作者が、ワイドレンズを効果的に使って雲の表情を引き出すことで、何処にでも見られるのどかな田園の光景を印象的なものに変えました。