<講評> 夜間撮影の上手な作者が、吉野川の早春の風物詩を幻想的に撮ることに成功しました。画面上方に僅かに見える「街と川にかかる橋の明かり」を画面内に撮り込むことで、いっそう奥行きのある作品になりました。また、簡潔な作品タイトルの「川蛍」が秀逸です。