<講評> 初夏を迎えた頃の奥入瀬渓流のイメージがよく伝わります。ややアンダー気味の露出が、花と深緑の色彩の「跳び」を抑えて落ち着きのある作品に仕上げることに寄与しました。奥入瀬=「水」と言った常識に捉われず、花を主役に据えたのが良かった。