<講評> 深い露出が功を奏し、上空を覆う雲間から零れ落ちた「条光」が、山間の雲海に広がっていく様子を写し出しました。静かに、緩やかに流れる「時間」をしみじみと意識させられる作品で、この光景に向き合えた作者の感動が、見る者に強く伝わってきます。