<講評> 晩秋の柔らかな光が降り注ぐ一面に敷き詰められた銀杏の黄葉の絨毯に、冬の始まりを覚える季節感溢れる美しい作品です。街中のどこにでもある光景を目ざとく捉えた観察力と、その印象を映像化した撮影技術は高く、適正な露出で得られた「色」に濁りが認められません。