<講評> 端正な作品で、「祈り」とした言葉少ないタイトルにも好感が持てます。祖先の霊をまつるこの地の伝統行事に参加して、一心に祈る少女の姿が感動的に美しい。また、作品のフレーミングが適切で隙が無く、作品全体に力強い緊張感を覚えます。