<講評> この地方の風物詩、「風伝おろし」が現れた晩秋の田園風景をドラマチックに撮影しました。刈り取りが始まった田んぼの穏やかな曲線と案山子、画面上部の残月の静かに深い印象が、この作品の叙情性を高めています。