<講評> 乏しい光源の中、被写体の動きを色鮮やかに撮った作者の腕は確かです。広角で僅かに傾いだ構図が活かされ、神楽が行われる「神庭」の様子と、綿々と続く伝統行事の張り詰めた緊張感を作品の中に見て取ることができます。また、作者のプリント技術も高く評価できます。