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ニュースリリース

平成20年6月23日
 
乗用田植機「ニューウエルスターポップ シリーズ」を発売
〜「安心・省力作業・簡単操作」機能をさらに充実〜

  当社はこのたび、4条植、5条植の乗用田植機「ウエルスターポップ シリーズ」をモデルチェンジし、「ニューウエルスターポップ シリーズ」として発売します。
 
 
   
   
【商 品 名】 クボタ乗用田植機
  「ニューウエルスターポップ」
   
   
【発 売 日】 平成20年9月1日 
   
   
   
    <ニューウェルスターポップ SPU450P>       

【型式と価格】
型式 条数 希望小売価格 (税込)
SPU430P 4条植 1,081,500円〜
SPU450P 1,291,500円〜
SPU500P 5条植 1,470,000円〜
 

【開発のねらい】

○4条植、5条植乗用田植機の購買層である個人農家は高齢化が進んでおり、より扱いやすく、安心して作業ができる田植機が求められています。

○また、苗の補給や田植機の旋回時に車輪が土を掘ることによってできる凸凹を平らにならす枕地ならしなど、オペレーターを補助する方の労力軽減を含む一層の省力化が求められています。

○これらのニーズに応えるために、当社では現行の「ウエルスターポップシリーズ」の特長である「安心作業・省力作業・簡単操作」の機能をさらに充実させ、「ニューウエルスターポップシリーズ」として開発・発売致します。


【主な特長】

<より楽な作業を追求>
○苗補給の労力軽減を可能にする新予備苗台「そのまんま苗らっく」を装備
従来は2段積みだった予備苗載せ台を1段式の長いタイプとし、前後にスライドできる当社独自の機構を装備し、苗の積み込みをする補助者やオペレーターの手元まで届くようにしました。これにより水路をまたいだり、かがんだりといった無理な姿勢をせずに楽に苗補給をすることができます。
  
○「ゆう優ロータ」を標準装備(SPU450P、SPU500P)
旋回時の枕地の荒れを、植付部前方の回転するロータで整地するので、枕地ならし作業による補助者の負担を大幅に軽減します。
 
<より安心・安全な作業を実現>
○セルでもリコイルでもエンジンが始動できる新機能「ツーウェイスタート」を装備
長期格納等によるバッテリー不足時にも、リコイルでエンジンがかけられるので安心です。
  
○あぜごえ作業の安全性を強化
あぜを越えて圃場に出入りする際やトラックからの田植機の積み下ろし作業を安全に行うための「あぜごえ3点セット」を装備しました。
 ?降りたまま発進・停止の操作ができる「あぜごえレバー」、
 ?超低速(約7cm/秒)の「あぜごえ速度」、
 ?軽い力で機体の前上がりを防ぐ当社独自の「あぜごえアーム」に加え、非常時にボタンひとつでエンジンを停止できる「緊急停止ボタン」を手元に装備しました。
また、「あぜごえアーム」と前輪デフロックが連動し、スリップを抑えることができます。
  
<使い易さを追求>
○直進性に優れ、きれいな植付を可能にする「新後輪独立サスペンション」を装備
 耕盤の凹凸を吸収し、機体が横ずれしにくい新サスペンションと、遊びが少なくダイレクトな操作が可能なラック&
  ピニオン式ステアリングの装備により、植付作業がより快適に、より高精度に行えます。
  
○足元のレバーで株間の切替が可能
  ギアの組替作業をせずに、機体に乗ったままレバー操作だけで14cmから最大28cmの疎植(※)まで植付幅を
  替えられる「株間切替」が可能になりました。
   (※)…植付け株数や一株あたりの植付け本数を出来るだけ少なくし、一株あたり、一本あたりの空間を広くして
        植えつけることで、稲本来の生育力を引き出して太い茎を育て、一穂のもみ数を多くしながら、
        倒伏に強い稲を育てることを目指す栽培法。


【販売目標】  初年度 4,000台


【製品に関するお問い合わせ先】  作業機事業推進部 (TEL:06-6648-2136)


プレスリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

以上


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