(1)成長が期待できるインド市場で、水道用ダクタイル鉄管事業を早期に立ち上げる |
|
○インドでは、急速な経済成長により都市部を中心とした上下水道の整備が急務となっています。
水道整備予算は拡大しており、パイプライン建設の基幹製品であるダクタイル鉄管の需要は、97〜06年度の年間平均伸率が23%を示すなど急速に増加しています。
今後も水道整備には、予算が重点配分される見込みであり、本製品の旺盛な需要が期待できます。 |
|
○TML社は、本製品の主原料となる銑鉄を安定的に供給する体制があり、販売面でもインド最大の財閥であるタタグループの一員として信用力と営業力を有しています。
当社は新会社に、工場建設と本製品の製造に必要な技術を提供し、インドにおける本製品事業の早期立ち上げを目指します。 |
|
(2)中近東・東南アジア諸国向け輸出の拡大を図る |
|
○中近東・東南アジア諸国では、経済成長や人口増加を背景に水インフラの整備が急がれており、本製品市場の安定的な需要が見込まれます。 |
|
○当社は現在、日本国内の製造拠点から同諸国向けに本製品を輸出していますが、中国製品などの台頭によりコスト競争が激しくなっています。 |
|
○今後は、日本からの輸出と併せてインド拠点からも本製品を同諸国向けに輸出し、輸送コストの削減などで競争力を高め、海外事業の拡大を図ります。 |