|
|
|
平成18年6月29日 |
|
トラクタ「シナジー」、「ブルスター」を発売
〜大規模農家と小規模農家向けにフルモデルチェンジ機を投入〜 |
|
当社はこのたび、トラクタ「グランドマックス」、「グランビアボーイ・ファイブ」をそれぞれフルモデルチェンジし、その後継機種として「シナジー」、「ブルスター」を発売しますので、
下記のとおりお知らせします。
記
【商 品 名】 |
|
クボタトラクタ |
「シナジー」 |
|
|
|
「ブルスター」 |
|
|
|
|
【発 売 日】 |
|
「シナジー」 |
: 平成18年9月1日 |
|
|
「ブルスター」 |
: 平成18年7月1日 |
【型式と価格】 *ニュースリリースに記載されている価格は、発表当時のものです。
|
シナジー |
型式 |
最大出力 |
希望小売価格(税込) |
MZ50 |
50馬力 |
5,643,750円〜 |
MZ55 |
55馬力 |
5,864,250円〜 |
MZ60 |
60馬力 |
6,095,250円〜 |
MZ65 |
65馬力 |
6,368,250円〜 |
MZ70 |
70馬力 |
6,546,750円〜 |
MZ75 |
75馬力 |
6,714,750円〜 |
ブルスター
|
|
型式 |
最大出力 |
希望小売価格(税込) |
JB11 |
10.5馬力 |
892,500円〜 |
JB13 |
13.0馬力 |
1,189,650円〜 |
JB14 |
14.5馬力 |
1,398,600円〜 |
JB16 |
16.5馬力 |
1,503,600円〜 |
JB18 |
18.5馬力 |
1,608,600円〜 |
【開発の背景】
○国内農業は、就業人口の減少や高齢化が進んでいます。その一方で、地域農業の担い手育成や農地の集積利用促進などを柱とした農業政策の転換を受けて、営農集団、請負農家、プロ農家などの大規模農家の増加が予想されます。
○大規模農家には、受託(借入耕地)などで耕作規模の拡大が進むとともに、一等米や有機野菜など付加価値の高い作物づくりへの対応が求められるため、機械の快適性・操作性に加え、作業能率と作業精度の更なる向上が求められています。
○小規模農家には操作が簡単で安価な機械が求められています。
○「シナジー」は、大規模農家向けの「本格大型トラクタ」として、作業能率と作業精度を高次元で両立する新しい機能を追加し、ユーザーニーズに応えました。
○「ブルスター」は、小規模農家向けにユニバーサルデザインを採用し、操作性、作業精度・汎用性を向上させながら、業界最低水準の価格を実現しました。
【シナジーの主な特長】
1.スムーズな変速を実現する新トランスミッションを採用
ワンレバー・ノークラッチで8段の主変速切り替えが可能な新トランスミッションを採用。ほ場内の車速設定はほぼ主変速レバー操作のみで行え、動力切れもなく滑らかな変速ができます。また伝達効率にも優れパワーロスが少ないため、省エネ作業が可能な上、溝堀などの超低速作業に欠かせないクリープ速度(約0.2〜0.9km/h)も標準装備しました。
2.快適性が増したキャビン
従来機比約3割アップの大容量エアコン、高さ調整が可能な新サスペンションシート、CDラジカセを標準採用するとともに、頭上・足元スペースを広げました。また、側方、後方ともに広い視界を確保し、快適性と作業性を一段と高めました。
3.機体に装着する作業機を常に水平に保つ機構を開発
機体の傾斜角度を測るセンサに加え、傾きの方向と速度を測るセンサを新たに採用したことで、瞬時の機体の角度変化にも対応でき、ロータリなどの作業機を常に水平に維持できます。耕うんや長尺ハロー(*)での代かきも高精度な均平作業が可能となり、後工程の田植えや収穫時の作業精度の向上が図れます。
*ハローとは、田植え前に田面を均平にする代かきと呼ばれる作業に用いる作業機で、通常の耕うん作業に用いるロータリより幅広・耕浅で、耕うん後の土を砕土しながら後部カバーで均平にしていくためのロータリのこと。
4.トラクタと一体設計の専用ロータリを装備
ロータリをトラクタと一体設計したことで、一般的なロータリに比べ約200mmトラクタに接近。全長が短くなったことで前後のバランスに優れ、条件の悪いほ場での前上がりや沈み込み、高速走行時のふらつきを抑えることができます。
【ブルスターの主な特長】
1.ユニバーサルデザインを採用
メータパネルやレバーガイド表示ラベルを大きな文字で見やすくしました。また、パワーステアリング、チルトハンドル、座り心地の良い大型のハイバックシート、乗り降りしやすい補助ステップを装備するなど、快適に作業ができます。
2.簡単な作業を実現
ハンドルの手元に主変速レバーを配置しましたので、前進・後進の切り替えが素早くできます。また、ハンドルから手を離すことなくレバー一本でロータリなどの作業機の昇降操作が可能な上、後進時には作業機が自動で上がる機能や、傾斜地でも傾斜に合わせて均平耕うんできる機能、耕うん深さを一定保持する機能などを備え、簡単に作業ができます。
3.作業精度と汎用性を向上
うね立て・代かき・耕うんなどの作業に合わせて最適な位置にロータリカバーを設定でき、精度の高い整地が可能な回動式ロータリカバーを採用。また、様々な作業機の着脱が簡単に行える機構を備え、汎用性を高めました。
4.お求め易い業界最安価を実現
快適性・操作性を追求し、作業精度・汎用性の向上など機能面を充実しながら、価格は低く設定しました。最小機種のJB11は乗用型トラクタとしては業界最安価(06年6月現在)を実現しました。
【販売目標】 |
初年度 |
シナジー |
2,000台 |
|
|
ブルスター |
6,000台 |
【商品に関するお問い合わせ先】
株式会社 クボタ |
トラクタ事業推進部 |
TEL:06-6648-3964 |
プレスリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。
|
|
|
|
|