Kubota - 美しい日本をつくろう -

ニュースリリース

平成18年6月14日
 
バックホー「KX080−3」を欧州で発売
〜拡大する市場に向け、8トンクラスを開発〜

当社はこのたび、自社最上位機種となる8トンクラスのバックホーを開発し、伸長著しい欧州市場に投入致します。

                                 記

【製 品 名】 クボタバックホー「KX080−3」

【発 売 日】 平成18年7月1日
              
【発売の狙い】

○欧州の建設機械市場は、10トンを超える大型油圧ショベルと6トン以下の小型建機(ミニバックホー)の中間帯である6〜8トンクラスの需要が旺盛であり、ここ2年間で約1.4倍の規模にまで伸長しています。今後は同クラスへの買い替え需要も予想され、更なる市場の拡大が見込まれています。

○当社はミニバックホーの利点を備えた8トンクラスを開発し同市場に参入する事により事業領域の拡大を目指します。


【製品の主な特徴】

1.高い作業性
・標準機(※1)並みの安定性と、後方小旋回機(※2)並みの狭所作業性を兼ね備えたボディ構造と
 65PSの大出力エンジン搭載によるクラス最大の掘削力で、高い作業性能を発揮します。

2.優れた汎用性
・複数のアタッチメントを装備することにより、「掘る」、「掴む」、「切る」など多様な作業を行うことが可能です。
・各アタッチメントの作業効率を最大限に高めるため、運転席横のパネル操作で無段階に調整できる油圧流量
 調整機能を搭載しています。

3.高い安全性とメンテナンスに配慮した設計
・オペレーターの安全を確保するROPS/FOPS(※3)キャビン、吊り作業時の油圧ホース損傷によるブームの
 急落下を防ぐ「落下防止バルブ」を標準採用しました。
・3ヵ所が開閉するボンネットは、メンテナンス時のオペレーターの作業姿勢や部品の取付位置などに配慮した
 設計としました。
・キーに埋め込まれたICチップの登録番号を本機が認証することによってエンジンが始動する「盗難防止装置」を
 装備しています。

(※1) 標準機・・・ボディ本体がクローラー幅よりも大きいモデル。
(※2) 後方小旋回機・・・ボディ本体がクローラー幅内に一定量収まるモデル。
(※3)
 
ROPS(Roll Over Protective Structure)・・・「転倒時乗員保護構造」のことで機械が転倒したときシートベルトを装着したオペレーターを危険から保護する構造。
  FOPS(Falling Object Protective Structure)・・・「落下物乗員保護構造」のことで落石や飛来物などの危険からオペレーターを保護する構造。


【販売目標】  600台/年間 


【製品に関するお問い合わせ先】
株式会社 クボタ     建設機械事業推進部 TEL:072−890−2536


プレスリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

以上


戻る


Copyright(c)1996-2005 Kubota Corporation. All Rights Reserved. このページのTOPへ