当社の中国現地法人子会社でコンバインを製造・販売する久保田農業機械(蘇州)有限公司(以下、KAMS)は、急速に拡大する中国の自脱型コンバイン市場に対応するために、現行工場に替わる新たな製造拠点を江蘇省蘇州市内に建設します。
記
1.新工場建設に至る経緯
(1)中国のコンバイン市場動向
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中国の自脱型コンバイン(※)の市場は、政府による農機補助金等の農業機械化促進策により、2002年から2005年の4年間で2倍に急成長し、今後も底堅い成長が見込まれます。 |
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自脱型コンバインとは、刈り取った穀桿(穀物の茎と茎から上の部分)の、穂先部分だけを脱穀装置にかけて脱穀し、穀物の実の部分だけを取り出す収穫機で、水稲収穫に適している。
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(2)KAMSの状況
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KAMSは、当社初の中国での農機生産拠点として1998年4月に設立。翌1999年1月から自脱型コンバインの製造・販売を開始しました。 |
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中国の自脱型コンバイン市場におけるKAMSのシェアは58%(2004年当社推定値)を占めていますが、2005年の事業規模は前年比2.2倍の2,800台となり、現行工場の生産スペースが手狭になっていました。 |
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新工場の建設により、自脱型コンバイン年間6,000台の生産能力と、板金加工から塗装・組立・検査まで一貫した生産体制を確立し、中国市場の旺盛な需要に対応すると同時に、競争力を高め、中国コンバイン事業を更に強化、拡大します。 |
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尚、現行工場はレンタル契約となっており、契約期間満了と同時に契約を終了し、返却する予定です。 |
〔新工場完成予想図〕 |
〔KAMSで生産するコンバイン〕 |
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AEROSTAR PRO588 |
2.新工場の概要
(1) |
所在地 |
中国江蘇省蘇州市蘇州工業園区(下記、位置図参照) |
(2) |
面 積 |
敷地: 約12.7万㎡ 、 建坪:約3.3万㎡ |
(3) |
投資金額 |
約20億円 |
(4) |
生産能力 |
自脱型コンバイン 6,000台/年 |
(5) |
設備内容 |
溶接・塗装・組立・テスト・品質検査・サービス・テスト圃場・製品展示場 |
(6) |
生産開始 |
2006年11月(予定) |
(7) |
人 員 |
約500人 |
(8) |
位置図 |
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※現行KAMSと新工場建設地までの距離は、約13㎞ |
<ご参考>
久保田農業機械(蘇州)有限公司の概要
本 社 |
中国江蘇省蘇州市蘇州工業園区星明街220号 |
代表者 |
董事長 北岡 正好 (クボタ取締役 作業機事業部長)
総経理 中居 俊雄 |
資本金 |
2100万US$ |
事業内容 |
自脱型コンバイン及び部品の生産・販売・サービス |
人 員 |
約200人 |
売上高(05年) |
5億5千万元(約74.3億円) |
【ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社クボタ |
広 報 室 |
TEL:06-6648-2389 |
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東京秘書広報室 |
TEL:03-3245-3050 |
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