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米国の『小型トラクタ・乗用芝刈機・ユーティリティビークル』の生産能力増強 米国新工場建設および既存工場生産ライン増設

2015年5月26日

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊 以下「当社」)は、米国の製造会社「クボタマニュファクチュアリングオブアメリカ」(以下、KMA)でユーティリティビークル(多目的四輪車、以下「UV」)生産工場を新たに設立するとともに、既存工場でも現行生産ラインの再構築を行います。今回の生産能力増強により、「小型トラクタ・乗用芝刈機・UV」事業の更なる拡大を支えてまいります。

1.背景

  • 当社は、1972年、米国にトラクタ販売会社「クボタトラクターコーポレーション(KTC)」を設立し、日本からの輸出で北米市場の開拓に着手しました。庭園の芝刈りや軽土木用途から、牧草地管理や干草の運搬など農業関連用途まで製品ラインナップを拡充し、事業を拡大してまいりました。事業の拡大に伴い現地での生産を開始し、米国ジョージア州のKMAで小型トラクタ、乗用芝刈機、UVの全世界向けの生産を行っています。
  • これまでKMAでは既存工場の増設で生産能力の増強を図ってまいりましたが、「小型トラクタ・乗用芝刈機・UV」事業の伸長を生産面から支えるため、KMAの近隣にUV専用工場を新たに設立することを決定しました。これによりUVの生産能力を大幅に増やすとともに、同時に既存工場の生産ラインの再構築および増設も行い小型トラクタ・乗用芝刈機の生産能力も増強します。
  • 今回の投資による生産能力増強と合わせて、現地の製造部門と研究開発部門が一体となった原価低減活動などの取り組みを推進し、より競争力の高い工場づくりを目指します。

2.投資概要

(1)UV専用工場新設
所在地 米国ジョージア州ホール郡ゲートウェイ工業団地
(KMAから北へ約5km)
規模 敷地面積 72.6万m2 ・ 建屋面積 4.5万m2
投資金額 総額 約80 百万USドル
生産品目 ユーティリティビークル(多目的四輪車)
生産能力 約5万台/年
稼動時期 2015年9月建屋着工、2017年3月量産開始
(2)既存工場の生産ラインの再構築および増設
投資金額 総額 約6 百万USドル
生産能力(投資後) 小型トラクタ・乗用芝刈機 約13万台/年
【クボタマニュファクチュアリングオブアメリカ(KMA)の概要】
会社名 Kubota Manufacturing of America Corporation
設立 1988年3月1日
所在地 米国ジョージア州ホール郡北部ゲインズビル工業団地
社長名 窪田 博信
規模 敷地面積:77.3万m2 ・ 建屋面積:10.8万m2
資本金 10.9 百万USドル
出資比率 クボタ100%出資(間接所有割合を含む)
生産品目 小型トラクタ、乗用芝刈機、ユーティリティビークル
生産能力 小型トラクタ・乗用芝刈機 約8万台/年  ユーティリティビークル 約3万台/年
従業員数 約1300人(2015年4月現在)
  • 【KMA製品の紹介】

    • <小型トラクタ
      (BXシリーズ)>

    • <乗用芝刈機
      (ゼロターンモア)>

    • <ユーティリティビークル>

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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