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ニュースリリース

2011年10月03日

海水淡水化プラント向けポンプの競争力を強化
~メインの高圧ポンプの新製品を投入、フルラインナップ化でRO膜方式に本格参入~

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役会長兼社長:益本康男)は、RO膜を使用する逆浸透膜方式の海水淡水化プラントの心臓部である「造水系」用途に改良した高圧ポンプを本年10月から市場投入しました。海水淡水化プラント向けポンプのラインナップを拡充し、拡大する海水淡水化市場における受注活動を強化します。

1.背景とねらい

  • 世界的な水需要の増大から、海水淡水化プラントの建設が活発化しています。
  • 最近はエネルギー効率などの観点から、海水淡水化の方式は海水を蒸発させて淡水化する従来型の「蒸発法」からRO膜を通過させることで海水を淡水化する「逆浸透膜法」にシフトしています。
  • 逆浸透膜法のプロセスは、海水を取り込む「取水系」、RO膜に海水を透過させ淡水を得る「造水系」、造った淡水を送り出す「送水系」の3系統に大別されます。
  • 当社は以前から蒸発法および逆浸透膜法の取水系・送水系に使用されるポンプを供給しておりましたが、このたび逆浸透膜法のメインである造水系に、既存製品の高圧多段渦巻ポンプをベースに最適化した高圧ポンプを投入します。3系統の一括提案を武器に、拡大する逆浸透膜法市場の受注を強化します。

2.製品の仕様・特長

(1)仕様
○標準口径 φ150~300mm
【 RO膜用高圧ポンプ 外観 】
○全揚程 500~800m
○吐出量 4800~28800 立方メートル/日
○材質 スーパー二相ステンレス(または二相ステンレス)
(2)特長
  • ポンプ内部形状の最適化による効率向上で逆浸透法による造水コストの半分を占める電力費の軽減に貢献します。
  • パーツ交換などのメンテナンス性を考慮した構造と、軸受や摺動部などに耐久性の高い材質・部材を採用することにより、維持管理費用の軽減に貢献します。
  • 性能向上しながら、シンプル・コンパクトな構造を実現したことにより、イニシャルコストも削減します。

3.今後の予定

  • 関連製品も含め、海淡市場全体で2年後に年間約40億円の受注を目指しています。
  • さらに、エネルギー回収装置の開発を進め、「取水系」、「造水系」、「送水系」に「エネルギー回収系」を加えた逆浸透膜法のプロセス4系統すべてのポンプを揃える予定です。フルラインナップ化することで可能となるRO膜海水淡水化プロセス全体の最適化などに取り組み、さらなる競争力の強化を目指します。

<ご参考:海水淡水化プラント(逆浸透膜法)のフロー図>

以上

プレスリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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