Kubota - 美しい日本をつくろう -

ニュースリリース

平成17年7月25日
 
アスベスト(石綿)健康被害者の労災認定について(追加報告)

この度、当社旧尼崎工場(現 阪神工場尼崎事業所)に勤務していた従業員1名が、中皮腫により死亡し、労災認定されましたので、下記お知らせいたします。

                                記
1.発生状況の概要

(1)元従業員の作業状況
鉄鋼向け圧延ロールを旋盤加工する際、高温の切削屑が飛散します。これらが作業者の体に当たったりするのを防ぐために、市販の石綿テープを20~30cmの長さに切断して10枚程度束ね房状にしたものを旋盤近くに設置し、使用していました。使用期間は、昭和50年代半ばから約10年間であり、現在はガラス繊維性テープに代替しています。
元従業員は、旋盤加工職場以外の職場での勤務経験はありませんでした。

 *圧延ロール:製鉄工程の一部に使われる、鉄の塊を延ばして鉄板などにするための鋳物製ロール

(2)勤務場所
   当社旧尼崎工場  住所:尼崎市 西向島町 64番地

(3)死亡時期
   平成17年3月
   
(4)死因
   胸膜中皮腫
  
(5)労災認定
   平成17年7月

   (※なお、以上の内容についての開示は、ご遺族の了解をいただいております)


2.周辺への影響など

  同工場周辺からのアスベスト(石綿)健康被害についての連絡や問い合わせはございません。


                                                                   以 上

                                     



戻る


Copyright(c)1996-2005 Kubota Corporation. All Rights Reserved. このページのTOPへ