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日本の農機メーカーとして初めての受賞大型トラクタM7001、ドイツ「iFデザインアワード2017」を受賞

2017 . 04 . 26 / Wed

大型トラクタM7001、ドイツ「iFデザインアワード2017」を受賞

文:クボタプレス編集部

クボタが自社開発した最大170馬力の畑作用大型トラクタ『M7001』シリーズが、世界的にもっとも権威あるデザイン賞のひとつであるドイツの「iFデザインアワード2017」を受賞しました。同賞の受賞はクボタ初で、日本の農機メーカーとしてもこれが初めてのことになります。

1953年に創設されたiFデザインアワードは、ドイツのデザイン団体「iF International Forum Design」が同国のハノーバーを拠点として主催。IDEA 賞(アメリカ)、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)と並ぶ“世界 3 大デザイン賞”とも言われ、毎年、全世界の工業デザインを対象に優れたデザインを表彰。2017年は世界59の国・地域から約5,575件の応募があり、デザインの最前線で国際的に活躍する58名の専門家が受賞製品を選出しました。

『M7001』シリーズのデザインを貫くのは、農業の高度化・精密化によって農機の操作が複雑化するなかで「多彩な機能をシンプル操作で思いのままに」という考え方。操作部モニタには様々な作業に合わせた必要な情報だけを表示して、トラクタと作業機を一体的に最適制御。高効率作業で、種苗や肥料・薬剤、燃料の節約に寄与します。そして、長時間に渡る作業を徹底的に快適にするべく、これらの操作部をアームレストに集約。外観デザインは、クボタの新しいステージである世界の畑作市場に向けたフラッグシップモデルとして、力強く精悍なスタイリングとしています。

審査では、『M7001』シリーズが持つこれらの要素が評価されました。加えて、その中心的役割を果たすポイントとして特に評価されたのが、実用性(Practical Use)、ユーザビリティ/人間工学(Usability / Ergonomics)・ブランドアイデンティティ(Brand Identity)の3点でした。

その理由について、『M7001』シリーズのデザインを担当したクボタ研究開発本部デザインセンターのデザイナー・串田吉広さんは、「使いやすさにこだわった実用的なデザインであることと、クボタのフラッグシップモデルとしての外観スタイルの方向性が、評価頂けたものと考えています」と分析しています。

『M7001』シリーズが2016年度グッドデザイン賞を受賞した際、串田さんは「開発を通じて農業を担っている方々の熱意やパワーを直に感じ、こうした方々に誇りをもって使ってもらえるようなトラクタを創りたいと思いました」とデザインに込めた思いを語っていました。今回のiFデザインアワード2017の受賞で、その思いは国内のみならず、ヨーロッパ経由でグローバルにより広く届けられることになりそうです。

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