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LIFE

「健康経営」の推進で働きやすい職場環境へ“空気質”の改善がカギ!
従業員が生き生きと働ける環境づくり

2020 . 03 . 06 / Fri

“空気質”の改善がカギ!従業員が生き生きと働ける環境づくり

文・写真=クボタプレス編集部

少子高齢化、人口減少にともなう労働力確保の難しさといった社会問題を背景に、今や従業員の健康管理や職場の環境整備は重要な経営課題となっています。特に近年は、「健康経営」の観点から、企業にとって財産である「人財」を第一に考え、従業員の健康管理を経営的な視点で実践していくことが求められています。安心・快適な職場環境づくりは、そのなかでも重要な項目のひとつに挙げられます。音や光など、職場環境を左右する要因はいくつもありますが、今回、クボタプレスでは職場内の“空気質”に着目。従業員が生き生きと働ける健康な空気質を確保するためにできることとは?

職場への導入が増える空気清浄機や加湿器

2019年4月に施行された「働き方改革関連法」を受け、企業は従業員の健康管理を経営課題としながら、いかに生産性を向上させるかに一層の関心を寄せています。WHO(世界保健機構)は、「健康とは単に病気でない、虚弱でないというのみならず、身体的、精神的そして社会的に完全に良好な状態」と定義しており、企業においても単に疾病予防に貢献するだけでなく、従業員がより生き生きと活気あふれる状態で働ける環境づくりを推進することが求められています。

職場環境において従業員の健康を保持・増進する行動は、大きく以下の7つに分類され、これらを日常的に誘発させることが重要とされています。これにより、最終的にはプレゼンティーズム(健康問題による出勤時の生産性低下)やアブセンティーズム(健康問題による欠勤)の解消につながることが、経済産業省の調査結果から明らかとなっています。

健康を保持・増進する7つの行動

出典:経済産業省「健康経営 オフィス レポート」

このうち、「快適性を感じる」という項目において、“空気質”の改善が運動器・感覚器障害や心身症(ストレス性内科疾患)の予防・改善などの健康増進に効果が期待できるという理由から、近年、職場への空気清浄機や加湿器の導入が広がっているといいます。

ひと口に空気質といっても、室温、湿度、人体から発生する二酸化炭素、建築建材やオフィス家具から出る揮発性有機化合物、ほこり、花粉、ダニ、カビなどさまざまな要因が関係します。空気清浄機や加湿器の導入は重要な予防投資ではありますが、職場の状況をきちんと把握して最も効果的な対応を検討したいところです。

水の力で空気をきれいにする空気清浄機!?

クボタの「ピュアウォッシャー」は、水の力を利用し、“空気を洗う”という発想から生まれた空気清浄機です。

大空間を、1台で同時に除菌、加湿、消臭、空気清浄(除塵)してくれるため、オフィスや工場での採用が増えているピュアウォッシャー。乾式フィルタと湿式エアワッシャ*1の組み合わせにより、空気中の浮遊ウイルスやカビを捕らえ、機内で生成する微酸性電解水で分解。浮遊ウイルス、浮遊菌ならば10分で、付着菌であれば60分で99%が抑制され*2、気になる空気環境を清潔に保ってくれるのです。

高度な空気洗浄化を求められる工業用クリーンルームに採用されているエアワッシャ技術。

  1. *1水をミスト状に噴射することで、目に見えないほど細かい埃やガス状物質を除去する、クボタ独自の技術
  2. *2一般財団法人北里環境科学センター調べ

注目は機内で生成される機能水・微酸性電解水です。微酸性電解水には高い殺菌力を誇る次亜塩素酸が多く含まれ、アルコール消毒では効きにくいノロウイルスをはじめとした幅広い菌やウイルスを抑制する効果が見込まれます。また、pHが人の皮膚と近いため(pH5.0~6.5)、手に触れても安心して使用することができ*3、2002年にはその高い安全性から厚生労働省が食品添加物に認定しています。

時間経過や紫外線にあたることで除菌効果を失ってしまうという性質がありますが、ピュアウォッシャーでは空気清浄用とは別に、使用したいタイミングで微酸性電解水を生成し、簡単に取り出すことができるのも魅力です。

  1. *3ピュアウォッシャーから生成される微酸性電解水は、水質等の状況によっては組成が変化し、食品添加物の基準を外れる場合があります。そのため、生成した電解水を口に入れる前提の用途(食品、食器の洗浄等)での使用は推奨しません。

微酸性電解水の効果範囲

取り出した微酸性電解水は、ファブリックやテーブルなどの表面に付着した菌やウイルス対策に。

空気の環境づくりが共通課題

安心・快適な職場環境づくりに大きな可能性を秘めたピュアウォッシャーは、すでに多くの場所で活躍しています。例えば東京都にあるコールセンターでは、従業員からの室内の匂いや空気の乾燥に関する改善要望を受けてピュアウォッシャーを導入。「夕方くらいからのどが痛くなることがなくなった」「適度な室温が感じられて過ごしやすい」*4といった評価をいただき、空気環境の改善によって従業員満足度も向上したそう。また、新潟県の食品工場では、従業員の健康管理の目的でピュアウォッシャーを導入。その後の経過観察で健康維持への貢献が評価され*5、20台以上が稼働しています。

  1. *4コメントはいずれも個人の感想です。
  2. *5お客様の独自の評価に基づきます。

工場の大きな休憩スペースでもピュアウォッシャーは重宝されています。

職場の空気質の良し悪しは測りにくい傾向にあります。一部の人だけが体調が悪くなったり、環境改善を希望する声を上げても、個人の体調の問題とみなされてしまうことも。だからこそ、企業は人財のことを第一に考え、職場環境の改善に取り組むことが重要だとクボタプレス編集部は考えます。

ピュアウォッシャーには、自動給排水やタイマーでの自動運転、自動洗浄による運用・管理の軽減、プロによる定期メンテナンスといったメリットもあり、トータルで職場環境の改善を図る上で、とても心強い1台となり得るのではないでしょうか。

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