小島よしおさんと考える 大阪・関西万博 未来の食と農業
農業応援大使としても活躍している
小島よしおさんとクボタ社員が対談

Society5.0において
クボタが考える“未来の農業”
プラネタリーコンシャスな農業の実現
~地球にも人にもやさしく
開かれた農業へ~
地球温暖化、気候変動という環境問題を背景として、
これまでの安定的な食の生産が課題になるなか、
一方で、大量生産・消費・破棄といったフードロスが深刻化、
加えて、人口増加による食料需要増加も重なり、これまでのあたりまえの食生活が、
いよいよ地球規模で人々の生活に影響を及ぼしはじめている現状。
今後さらに加速されるこれら地球規模の課題に対して、
人々の豊かな社会を守り続ける使命のもと、クボタのテクノロジーで食と農業の未来を紡いでいきます。
Society5.0とは・・・サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」
※“プラネタリーコンシャス”とは、地球の限界を示す“プラネタリーバウンダリー”に対して、人々の豊かな社会と地球環境の持続可能性が両立された状態を表現したものです。
プラネタリーコンシャス
実現に向けたクボタの挑戦
- 農業生産における完全無人化の実現
- 高度なデータ管理による
フードシステムの構築 - 資源循環・環境にプラスになる
やさしい農業の実現
参加者

お笑い芸人
小島 よしお
実は野菜芸人という面もありまして、自身の畑もそうですし、いろんな農家さんにうかがったり、食育イベントなど子どもたちと接する機会も多いので、未来の“食と農”がどんな風になっていくのか、お話を聞けるということで楽しみにしてまいりました!
よろしくお願いいたします!

株式会社クボタ
須貝 ひより

株式会社クボタ
宮本 惇平

プラネタリーコンシャス実現に向けた
クボタの挑戦
課題1
農業従事者の高齢化と
減少による人手不足の解消
クボタが考える“未来の農業”の実現にはいくつか課題があります。まずは農業従事者の高齢化と減少、それに伴う人手不足です。ロボットやAIを活用し、省力・効率化を推進することで、人手不足を解消するとともに、最終的には農作業の完全無人化を目指します。

宮本
完全無人化って可能なんですか?

小島
人間とロボットそれぞれの役割を明確にして、段階を踏みながら実現していくことを目指します。

宮本
課題2 フードロスの削減
2つ目の課題はフードロス削減です。現在、「生産・流通・消費」それぞれの立場で対策が進められていますが、将来的には高度なデータ管理によるフードシステムが構築されると考えます。消費や流通データを活用すれば、農家は作付計画を最適化でき、トレンドに応じた生産が可能になります。
また、天候や土壌、施肥量のデータを収集・分析し、AIが生産に必要な「予測や提案」までしてくれる未来も実現できるかもしれません。

宮本
確かに農業ってどうしても自然の影響を受けやすいですもんね。新規就農を考えている方や、農家さんって経験がいっぱいないとなれないよなと思っている方でも始めやすいですね。

小島
この技術がもっと進んでいき、消費者のニーズ、例えば、「栄養価が高い」「健康維持につながる」農作物がほしいといったことなどが分かれば、生産者は求められる時期に求められるものを届ける生産も可能になるかもしれません。

宮本
生産、流通、そして消費と、一連の食を届けるシステムがつながるということですね。
消費者は、生産者の顔が見える。
逆に、生産者も消費者の顔が見える。これが実現すると、農業は大きく変わりますね。

小島
課題3 循環型社会の実現
最後は、循環型社会の実現です。クボタは、その実現を目指し、地球環境に優しい農業を推進しています。近代農業は生産性を向上させる一方で、土壌にリンや窒素の蓄積など環境に負荷をかける側面もありました。そこでクボタは、土壌や自然の力を活用し、土壌の修復や発電、廃棄物の資源化を進める技術を開発。環境負荷をマイナスからプラスへ転換する挑戦的な研究を通じ、農業が資源循環の中核となる未来を創造します。

宮本
廃棄物を資源に変えていくことで、農業が循環型社会の主役になれる可能性があるということですね。

小島
そのためにクボタは、今持っている技術や、ネットワークを結集することで、今お話ししたような農業の未来を実現したいと考えています。

宮本
大阪・関西万博で
“未来の農業”を体験!
今のこの3つの大きな柱を聞くだけでも、どういう未来になるのかっていうのも、聞いてるだけでもワクワクしてきますね。

小島
今お話ししたような未来の農業を、今年4月から開幕する「大阪・関西万博」で実際に体験していただくことができるんです。

宮本
今のようなことを?どういうことですか?

小島
クボタは、2035年を舞台とした「未来の都市」パビリオンで「地球と人にやさしい、未来の“食と農業”の研究所」を展開します。
来場者の皆様はシミュレーションゲームを通じて、地球と人に優しい農業を体験できます。
大人から子供まで楽しみながら、プラネタリーコンシャスな未来の「食と農業」を実感できます。

須貝
クボタの担当エリア
地球と人にやさしい、
未来の“食と農業”の研究所
〜 Kubota Germination Lab 〜


これはやってみたいですね。やっぱり文字とかで覚えるのも大事ですけど、結構体で覚えてきたんで、動きとかは。(「おっぱっぴー」のポーズをとる)やってみたいです!

小島
小島さんも是非、実際に来ていただいて、ゲームに挑戦していただければと思います。1人でも多くの方々にご来場いただいて、クボタが描く未来の「食と農業」を楽しんでいただきたいと思っております。
本日はありがとうございました。

須貝
ありがとうございました!

小島
未来の“食と農”を体験!
クボタの万博ブース

地球と人にやさしい、
未来の“食と農業”の研究所
~ Kubota Germination Lab ~
ここは、人々の願いや地球課題に対峙し、プラネタリーコンシャスな「食と農業」を考える研究所。
人類と共に進化し、いのちをつないできた「食と農業」の未来に思いをはせ、
気づきや新しい考えが「芽生え(Germination)」る場所をめざします。
「食と農業」をテーマにした
シミュレーションゲームに参加し、
未来の農家を疑似体験

展示エリアの中央では、持続可能なフードシステムを支える、未来の農家を疑似体験できます。
ゲームのプレイヤー以外の来場者も一緒に楽しめる演出を予定しています。