スマート水道工事システム
PIPROFESSOR(パイプロフェッサー)
- 水道管路工事の設計・施工業務のDX支援
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財政難や配管工の人手不足で管路更新率の低迷が問題となる中、工事と施工管理の一層の効率化が求められています。クボタはこれまでの経験・ノウハウと最新のICT・AI技術を組み合わせて、さまざまなフィールドに向けたICTソリューション・サービスをご提供しています。
スマート水道工事システムの特長
1.業務の効率化を支援
配管工事の設計、施工、竣工に関わる計算や書類作成を自動化します。
2.システム連携で業務負担を軽減
各業務に対応したアプリケーションが共通プラットフォーム(KSIS PIPEFUL)上でデータ連携し業務負担をさらに軽減します。
3.経験の浅い人も業務が可能に
入力や設計業務が効率化されることで経験の浅い人でも施工・設計品質を確保できます。
4.アプリを選択して定額利用
使用するアプリケーションに応じた契約プランを選択できます。
各アプリケーションの連携
自動配管設計支援システム PIPE-Pro
設計情報と設定条件から工程を自動算出管路の設計を自動化し、設計時間を大幅短縮
1.布設計画線に沿って管割図を自動作成
布設計画線上にIP点や通過点を入力し、異形管・弁類等を指示
管割図は管の種類や呼び径、長さ等を自動表示、材料集計表も自動作成
2.AI技術を活用して、適正な管路設計を実現
異形管周りの一体化範囲を検討しライナを自動追加
直管継手の曲げ角度や切管長さ等を考慮し、設計ルールに従って管路を適正に設計
施工計画システム
設計情報と設定条件から工程を自動算出管路の設計を自動化し、設計時間を大幅短縮
※別途Bricsys社の「BricsCAD🄬」が必要です。
PIPEーProから設計情報を連携
1.CADシステム上の配管図に現場条件、土工情報等を入力
2.各種工程を自動で算出
写真管理、出来形管理位置を自動算出
施工情報システムⅡ
管路工事の施工業務を効率化
2021年から販売している「施工情報システム」が、スマート水道工事システム『PIPROFESSOR(パイプロフェッサー)』のアプリケーション「施工情報システムⅡ」としてシステムを刷新しました。
- ユーザー様からの要望にお応えして操作性や機能性が大幅に向上
- GX形、NS形E種、K形、フランジ形に加え、呼び径500~1000のNS形や配水用ポリエチレン管も対応管種として追加
施工情報システムⅡの特長
1.スマホで簡単に施工管理
アプリの簡単操作で誰でも簡単・正確に施工管理が可能に。
※iOSアプリを使用します。
2.施工品質の確保
システムのガイダンスに従って入力することで施工品質を確保。
間違った情報を入力するとエラー表示される安心設計。
3.提出書類を自動作成
継手チェックシート・工事日報・配管図が自動作成されるため、事務所での作業が楽に。
※BricsCAD🄬以外のCADソフトでは管割図が正しく表示されない可能性があります。
4.データをサーバー上で管理
施工実績や作成書類の情報はクラウドサーバー上で管理。
インターネットが繋がればどこでも確認や印刷が可能に。
操作の流れ
施工情報システムⅡの主な改良内容
2021年から販売している「施工情報システム」が「施工情報システムⅡ」として刷新されました。
豊富な対応管種
管割図の作成をより簡単に
※管割図の作成方法は選択可能
エラーチェック機能
管割図の修正も簡単に
サイトチェッカーとの連携を強化
提出書類作成支援システム
提出書類を自動で作成、いつでもどこでも閲覧可能に
施工計画システム及び施工情報システムⅡのデータを基に各種提出書類を自動作成
出力書類
・工事着工前
計画工程表、施工管理計画、写真管理表等
・工事中及び完成後
作業表、工事日報、管割図、継手チェックシート、材料・調達管理表、出来高管理表、工事写真台帳等
サイトコネクトⅡ
GX形・NS形E種管用簡易接合機
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SITE CONNECTⅡ(サイトコネクトⅡ)は、GX形・NS形E種管の直管を3ステップで簡単に速く接合することができます。呼び径75~100に加えて呼び径150も接合可能となりました。直管の接合に、スリングベルトやレバーホイストが不要になりました。2種類のチャック(呼び径75~100用と呼び径150用)にハンドル1本で対応可能です。
モニタリングシステム
遠隔地から複数の工事現場画像をリアルタイムで確認
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モニタリングシステムは、可搬式の専用カメラを施工現場に設置することで遠隔地から複数の工事現場の画像をリアルタイムで確認できるシステムです。
撮影した画像はクラウドサーバ上に蓄積されるため、過去にさかのぼって確認することが可能になり、現場監督員が巡回しにくい夜間工事や休日の現場監理等でも活用できると考えています。本システムで現場巡回を補完することで移動時間を低減しつつ、現場状況を把握できることから、監督員が抱える日々の業務負担の軽減が期待できます。
遠隔で工事現場の進捗管理が可能
- 可搬式の専用カメラで現場画像を遠隔地からリアルタイムで閲覧が可能。
- 現地画像はサーバーに蓄積され、後からでも工事状況の確認が可能。
- 夜間や複数の工事現場の監督業務の負担を軽減。
- インターネットにつながる環境であればどこからでも閲覧が可能。