お客様との関わり

「お客様第一主義」で、お客様の望みを超える製品・技術・サービスを、お客様の予想を超えるスピードで提供することをめざしています。「お客様に最大限喜んでいただくにはどうすればよいか」を、「現場主義」で、現場で現物を見て現実を確認しながら考え、できることはすぐに実行する、ということを積み重ねています。

今後も、開発、生産、販売、サービスなど、事業活動のすべての局面での取り組みを推進し、売上・利益の向上だけでなく、もっとも多くのお客様から信頼され、もっとも多くの社会貢献をなしうるブランド、「グローバル・メジャー・ブランド」の確立をめざします。

生産・品質管理

生産体制の強化

グローバルな生産体制の構築

「グローバル・メジャー・ブランド」の実現に向け、市場に近いところで生産できるよう、世界の各地に生産拠点を設置するとともに同じ品質を確保できるよう、マザー工場が世界各国の工場を支援しています。また、各拠点でクボタ生産方式(KPS: Kubota Production System)の展開を進め、サプライチェーン全体を通してのQCDのレベルアップに努めています。

図:グローバルな生産体制の構築

海外拠点設立(2010年以降)
  • 2010年:久保田三聯ポンプ(安徽)有限公司(中国)各種ポンプの製造・販売
  • 2011年:KUBOTA Engine (Thailand) Co.,Ltd.(タイ)立形ディーゼルエンジンの製造
  • 2011年:KUBOTA Precision Machinery (Thailand) Co.,Ltd.(タイ)油圧機器部品の製造・販売
  • 2011年:久保田建機(無錫)有限公司(中国)油圧ショベルの製造・販売
  • 2012年:Kverneland AS [系列化](欧州)インプルメントの製造・販売
  • 2012年:久保田発動機(無錫)有限公司(中国)ディーゼルエンジンの製造 ※技能実習生の受け入れについてはこちら
  • 2013年:Kubota Farm Machinery Europe S.A.S.(欧州)大型畑作用トラクタの製造
  • 2016年:Great Plains Manufacturing,Inc.[系列化](米国)インプルメントの製造・販売
既存拠点の現地生産化
  • 2013年:Kubota Industrial Equipment Corporation(米国)中型トラクタの製造
  • 2016年:Kubota Industrial Equipment Corporation(米国)四輪小型建設機械(SSL)の製造

クボタ生産方式の展開と浸透

クボタ生産方式
  • クボタのモノづくり基本理念
    お客様の「のぞみ」を超える商品とサービスを、「予測を超える」スピードで提供することにより感動を呼ぶモノづくりを目指します。
  • クボタ生産方式
    KPS(Kubota Production System)とは、クボタグループのモノづくりにおいて基軸となるモノの見方、考え方です。
    土台にある哲学を踏み外すことなく、ジャストインタイムと自働化を柱として徹底的なムダ廃除を継続します。
2016年より、KPSの全社展開を開始しました。
  • 国内は機械系主要4拠点(堺、筑波、宇都宮、枚方建機)から活動を開始し、現在は他拠点と関連会社を含めた全19拠点で活動を進めています。
  • 今後は国内での活動を海外に展開します。また現在の工場中心の活動から、サプライヤ、営業、販社、物流といったサプライチェーンの上流、下流へ活動の範囲を拡げます。

図:KPSの構造

品質の維持・向上

設計・開発における品質保証

写真:デザインレビューの状況デザインレビューの状況

クボタでは、品質問題の未然防止に取り組んでおり、その代表的な活動がデザインレビューの強化です。DRBFM※1という考え方を取り入れ、新製品開発時の小さな変化点でも、それによる品質問題が生じないように議論・実験・検証を重ねて新製品に反映させています。

※1 DRBFMとはDesign Review Based on Failure Modeの略で、設計・開発における変化点に注目し、起こりうる問題を予想して事前に対処する未然防止手法

品質監査

クボタグループでは、お客様へより良い製品・サービスを提供することを目的に、定期的な品質監査を実施しています。

品質に関する啓発

写真:品質フォーラム(2016年11月7日)品質フォーラム(2016年11月7日)

2016年11月、品質向上のための啓発活動として外部講師による講演会「品質フォーラム」を開催しました。

「トヨタにおける質創造マネジメントの実践 ~お客様の満足を獲得し続けるために~」をテーマに、企業が持続的に成長していくために必要な、価値創造と品質保証についてお話いただき、経営幹部を含め、出席した約400人が「品質経営」の重要性を再認識しました。

最近のリコールなどの状況(2016年12月31日現在)
  • ERコンバインER572他のリコール:計3,650台(開始日2016年3月25日)
  • ERコンバインER575他のリコール:計1,234台(開始日2016年3月25日)

ご愛用の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしましたこと、心からお詫び申し上げます。

小集団活動

写真:小集団活動発表審査会小集団活動発表審査会

クボタの約400サークルから選抜された代表13サークルによる「小集団活動発表審査会」を開催しました。審査結果1位のミツバチサークルは、メンバー育成や職場活性化の取組みも評価され、社長特別賞を受賞しました。

またタイ・バンコクで開催された「国際QCサークル大会2016」に堺製造所とタイの子関連会社から計3サークルが出場し、いずれも最高の金賞を獲得しました。

ISO9001認証取得状況

クボタ【機械部門】
事業部門・事業所 登録範囲(抜粋) 登録年月 審査登録機関
エンジン、トラクタ、
作業機、建設機械
堺(含恩加島)
臨海
エンジン、トラクタ、作業機、建設機械 1994.06 LRQA
筑波 エンジン、トラクタ 1994.06 LRQA
宇都宮 田植機、収穫機 1997.02 LRQA
枚方 建設機械 1996.04 LRQA
電装機器 自動販売機 竜ヶ崎 たばこ、紙パック、缶飲料の自動販売機 2008.09 DNV
精密機器 久宝寺 はかり・ロードセル 1994.08 DNV

審査登録機関略称

LRQA:
ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド
DNV:
DNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン(株)
クボタ【水・環境インフラ部門】
事業部門・事業所 登録範囲(抜粋) 登録年月 審査登録機関
パイプシステム 鉄管 阪神
京葉
ダクタイル鉄管・異形管・付属品、その他ダクタイル鋳鉄製品および関連製品 1999.01 JCQA
バルブ 枚方 バルブ・ゲート 1994.09 LRQA
ポンプ 枚方 ポンプ・ポンプ設備、下水処理および浄水処理の施設 1997.10 LRQA
水処理 水処理(上下水、膜システム) 東京
阪神事務所
下水および汚泥処理、浄水処理、用排水処理の施設、浸透膜・メタン発酵ユニット 2014.07 Intertek
浄化槽 滋賀 プラスチック製浄化槽 2003.04 JUSE
素形材 素形材(鋳鋼、ロール、新材料) 枚方
尼崎
ローラー、チューブ、配管、フィッティング、スプール、鋼管柱、鋼管杭、スリーブ、シリンダーおよび普通鋳造品のための普通鋳鋼、ステンレス鋳鋼、耐熱鋳鋼および焼結材料(セラミックス、金属、複合材)並びに圧延用ロールおよび非金属鉱物製品(チタン酸化合物) 1993.03 LRQA
鋼管 市川 スパイラル鋼管 1998.07 JICQA

審査登録機関略称

JCQA:
日本化学キューエイ(株)
LRQA:
ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド
Intertek:
インターテック・サーティフィケーション(株)
JUSE:
(財)日本科学技術連盟
JICQA:
日本検査キューエイ(株)
国内グループ会社
グループ会社 登録範囲(抜粋) 登録年月 審査登録機関
クボタ精機(株)
  • 農業および建設機械用油圧バルブ、油圧シリンダーの設計、開発および製造
  • オフロードビークル、農業機械用トランスミッションおよび油圧ポンプ、建設機械用油圧モーターの製造
2007.04 LRQA
(株)クボタケミックス プラスチック管、継手、および付属品の設計・開発・製造 1998.04 JUSE
日本プラスチック工業(株)
  • 硬質塩化ビニル管および2次加工品の設計・開発および製造
  • ポリエチレン等のプラスチック管の設計・開発および製造
  • ポリスチレン・ポリエチレン等のプラスチックシート・プレートの設計・開発および製造
1998.12 JSA
(株)クボタパイプテック
  • 各種パイプラインの施工および施工管理
  • 管路および付帯施設の調査、診断業務
  • 継手接合指導および配管研修業務
  • 配管用機材レンタル
2002.03 JCQA
(株)管総研
  • 水道事業支援パッケージソフトウェアの設計・開発
  • 水道事業支援パッケージソフトウェアの運用支援とデータ入力サービスの提供
  • 水道施設の調査・コンサルティングサービスの提供
2004.04 JCQA
クボタ環境サービス(株) 上水・下水・埋立て処分、し尿、ごみのプラント施設の設計、工事および維持管理並びにサービス 2000.02 MSA
クボタ化水(株) 環境保全プラントの設計および施工 2000.01 BCJ-SAR
クボタ空調(株) 大形空調機器の設計・開発、製造および付帯サービス 2000.02 JQA
クボタシステム開発(株)
  • 受託開発ソフトウェア製品、ソフトウェアパッケージ製品、ネットワーク構築の設計/開発、製造および保守サービス
  • 情報システムに関わる運用サービス、およびネットワークの運用保守
  • 仕入商品の販売
1997.05 BSI-J
平和管財(株) 建物・施設の清掃業務の設計・開発および提供 2002.07 JICQA
(株)クボタ工建 土木構造物および建築物の設計・施工 2011.12 JQA

審査登録機関略称

LRQA:
ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド
JUSE:
(財)日本科学技術連盟
JSA:
(財)日本規格協会
JCQA:
日本化学キューエイ(株)
MSA:
(株)マネジメントシステム評価センター
BCJ-SAR:
(財)日本建築センター
JQA:
(財)日本品質保証機構
BSI-J:
BSIグループジャパン(株)
JICQA:
日本検査キューエイ(株)

お客様満足につながる技能の研鑽

「クボタグループ技能競技会」の開催

グループ全体の技能向上と一体感醸成を目的に、毎年「クボタグループ技能競技会」を開催しています。2016年度大会では、旋盤や溶接、機械保全などの15種目で、6ヵ国(26拠点)の代表選手238人が技能を競い合いました。今大会では、予選会を勝ち抜いてきたサプライヤー様の代表者も初参加しました。

競技を通じて各拠点の技能レベルや取り組みを知り、刺激を受ける良い機会となっています。グループ全体のモノづくり力を一層向上させていくことにつながる取り組みとして、2017年度以降も継続して実施します。

写真:金賞受賞者(堺会場)の集合写真金賞受賞者(堺会場)の集合写真

グラフ:技能競技会参加者数

技能五輪全国大会への挑戦

写真:機械組立て競技の様子機械組立て競技の様子

クボタは、モノづくりの技能にこだわるクボタグループの姿勢を表すこと、また、高度な技能を習得し、職場の中核となる人材の育成を目的として、技能五輪全国大会(※)の「旋盤」と「機械組立て」の2職種に挑戦しています。2016年度大会では、クボタの代表選手が機械組立て職種で銀賞と敢闘賞を獲得しました。

※ 技能五輪全国大会…青年技能者(23歳以下)の技能レベルの日本一を競う技能競技大会。2年に1度開催される国際大会の選手選考会も兼ねています。日本中の若者が技を競い合う、まさに技能のオリンピックです。

「グローバル・メジャー・ブランド」確立に向けたモノづくり人材育成

写真:5ゲン道場(日本)で教育を受けるドイツのグループ会社従業員5ゲン道場(日本)で教育を受けるドイツのグループ会社従業員

クボタが「グローバル・メジャー・ブランド」になるため、国内外の各拠点でクボタ生産方式(KPS:Kubota Production System)の展開を進めています。KPSを進めるうえで必要となる現場改善は5ゲン主義により実践しています。「5ゲン」とは、現実の姿(現場・現物・現実)とあるべき姿(原理・原則)。この差を課題と捉え、改善していくことです。現場改善を実践できる人材を育成する場が「5ゲン道場」です。2016年は470人が受講しました。

2014年から海外主要拠点に5ゲン道場を設立し、モノづくり力強化、人材育成の現地化を図っています。

2016年5月にはタイ5ゲン道場を設立し、現地指導者による座学教育と現場改善指導を通じて、改善を強力に推進する人材の育成を始めています。

国別の受講者数(2016.1~2016.12)
  • 日本:313人
  • 北米:40人
  • タイ:55人
  • 中国:27人
  • 欧州:14人
  • インドネシア:10人
  • ミャンマー:11人
「5ゲン道場」の歩み
  • 2002年度:日本の堺製造所内に5ゲン道場を開設
  • 2005年度:5ゲン道場において海外拠点従業員の受け入れを開始
  • 2014年度:米国の製造会社 Kubota Manufacturing of America Corporationに5ゲン道場を設立
  • 2016年度:タイの製造会社 SIAM KUBOTA Corporation Co.,Ltd. に5ゲン道場を設立

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