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念願の機械開発に集中しながら
海外での仕事も体験。
女性も働きやすい環境が嬉しい

#技術系 #製品開発・設計
ページに記載の情報は取材当時のものです
奥津 智恵
TOMOE OKUTSU
機械工学専攻 修了
2015年入社
CAREER

入社以来、一貫して中形トラクタの開発に従事。最初に手掛けたのはアジア圏および北米向けトラクタで、その後欧州向けトラクタを担当しながら今日に至っている。

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クボタに入社した理由

私は会社選びに臨んで重視したポイントが2点ありました。1点目は、学生時代に専攻していた機械系と材料系の知識を活かしたモノづくりに携われること。2点目は、出産や育児といったライフイベントを迎えても仕事を続けられる福利厚生が充実していることです。1点目については、クボタがさまざまな分野でモノづくりを行っており、多様な機械類を実現する高い技術力があることに魅力を感じました。また2点目に関しても、育児休暇などで女性・男性を問わず私生活への厚いサポートが用意されていたため、迷うことなくクボタへの入社を決めました。

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現在の仕事内容

現在は欧州向けトラクタの研究開発に携わっています。主な仕事は新機種の製品開発と品質問題への対応で、試作機を組み立てるごとに性能試験や耐久試験、分解調査などを繰り返し、ユーザーが求める性能と品質確保に力を注いでいます。開発段階では社内規格に沿った試験を行うことを基本にしながら、テストの進め方や評価方法について自分たち自身で考えることもしばしば。楽しい反面、試行錯誤を重ねて苦しむ場面もやってきます。試験が失敗して落胆するときもありますが、成功した暁には大きなやりがいと達成感を感じます。

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クボタの仕事のおもしろさ

クボタはグローバル化を積極的に進めている会社なので、若いうちから海外で仕事ができるチャンスがたくさんあります。私は入社して間もなく、タイでの現地試験のための出張を任されました。出発前は不安でいっぱいでしたが、現地まで行ったからこそ実際の機械のメリット・デメリットが分かったり、現地の人との話を通じて本当の市場ニーズをつかめたりと、次機種の開発につながる“気づき”を得ることができました。さらに、言葉や考え方の違いがあってもよいものを作りたいという目標は同じだったため、「違いは個性」であることも理解できました。このように、海外での体験は若い社員にとって自分の視野を広げる貴重な機会になると思います。

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クボタらしさとは

研究開発を1人で実施することは少なく、基本的に2人以上で作業を行います。ゆえにコミュニケーションはとても重要であり、スムーズに意見を交換し合えるかどうかで仕事への取り組み方や進み方が大きく変わります。私の周りにいる社員はとても率直で、思ったことは包み隠さず伝えてくれます。たまにストレート過ぎる言葉をもらって驚いてしまうこともある一方、そのひと言があったから改善できた機能もあります。つまり、開発者それぞれに自分の考え方があり、それをどう受け取るかが重要なのです。いかにも大阪の会社らしい社内風土だと思いますが、それだけコミュニケーションを大事にして、一人ひとりがダイレクトに向き合おうとするのがクボタらしさなんだと感じます。

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今後、クボタで実現したいこと

市場ニーズに的確に応えるトラクタの研究開発を行うとともに、性別に関係なく誰もが働きやすいと思える職場環境づくりに注力したいと考えています。というのも、今後は少子高齢化によってさらなる女性の社会進出が必須になるはずだからです。製造会社は男性社員が多数で男性目線で成り立っているところも多い中、クボタではそうしたことが理由で女性が困難を感じるような場面をなくしていきたい。作業現場も作業方法も身体的な性別が壁とならないよう、すべての社員にとって充実した会社生活をサポートできればと思っています。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:00出社/メールチェックし、本日の業務を確認
  • 8:30朝礼/朝礼で業務進捗や予定等をメンバーと共有
  • 9:00試験準備
  • 12:00昼休み
  • 13:00試験実施&結果報告/試験を実施し、関係部署へ結果を報告
  • 17:00資料作成/試験結果内容について資料作成し、関係部署で共有
  • 18:30退社/業務を整理して帰宅

PRIVATE

四季折々の花を観賞しに、ドライブによく行きます。美しい花々に季節を感じると同時に、旅先のおいしいものを食べるのも楽しみの一つです。旅先によっては温泉なども堪能して、心身ともにリフレッシュします。

KUBOTA REPORT 2017

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